- Q:VOC・ホルムアレデヒドを減少させるには?
- A:設計者・施工業者とよく話し合う必要があります。
- ●新築
- @化学物質放散量の少ない施工材料の選択をしてもらう。
- A竣工時期を夏季にしてもらい(計画的な工期)建材・施工材料を正しく施工してもらう
- B効率的な窓配置や間取りの配置を考慮し換気量を確保する
- Cベイクアウトを受ける
- DVOC・ホルムアルデヒドが減少したあとに入居する。
- E住居の引渡しまで換気する。
- Fシロアリ駆除をおこなった場合、適切な説明を受け、十分に話し合いをする。
- ●住んでいる場合
- @適度な換気(寒くない時であれば1時間に1回10分程度)。
- VOC・ホルムアルデヒドの濃度は2〜3時間要するので清浄な状態に保たれます
- Aベイクアウトおこなう
- 室内温度を30〜50℃上げVOC・ホルムアルデヒドを強制的に放出させ室内濃度を減少させる。
- B空気清浄機を使用する。
- C防虫剤等を使用する場合には、標準量を守り過剰しない。
- Dペンキを塗る時には、水性ペイントを使用しVOC汚染を極力防ぎましょう。
- Q:ベイクトアウトとは?
- A:室内空気汚染の低減化対策の一つとして注目されているもので、室内の温度を上昇させることにより、VOCやホルムアルデヒド等の放散を促進させ、建材等に含まれるVOC・ホルムアルデヒドを追い出します。
しかし、具体的な効果は研究が始まったばかりでがVOCに対しては効果はありそうですが、ホルムアルデヒドにはあまり効果はないようです。
- Q:室内環境を作るには?
- A:ホルムアルデヒドによる空気汚染を予防する為に、セントラル換気設備や健康的な建材を使用しても、室内でタバコを吸ったり、ファンヒーターを使用すればホルムアルデヒド濃度は決して低くはなりません。
喫煙・ファンヒーターなどによるホルムアルデヒド量は、建材からの発生量より大幅に上回るそうです。良い環境を作り出すには湿度を維持できるように調湿機能のある内装剤で仕上げたり、エアコン除湿・除湿機などを使い水分を減少させることが
大事です。但し、住宅の隙間がある場合は、除湿は無理です。
- Q:換気にはどのような種類がありますか?
- A:一般的に自然の力による圧力差でおこなわれる換気を自然換気と呼び、その中には、風の圧力を利用する風力換気。室内外の温度差による温度差換気などがあります。その他にも換気扇・扇風機など機械を利用した機械換気があります。
- Q:換気の効果ついて教えて?
- A:●酸素の供給
- 人に必要な新鮮な酸素を供給しガスコンロやストーブなどの不完全燃焼を防止します。
- A:●脱臭の作用
- 不快な臭気・悪臭を速やかに排出します。
- A:●防麈・雑菌の排除
- 空気中を浮遊する目に見えない有害な細菌や真菌などを室内から追い出して衛生的な環境を作れます。
- A:●除湿の働き
- 湿気が多いのは浴室が多いですが、その他にも人の汗・キッチンの水蒸気などがあります。夏場は水蒸気を排出し、冬場は乾いた空気を取り入れることにより湿度を低くすることが可能です、しかし、夏・梅雨時期の湿気の多いときは、逆効果になることもあります。
- A:●室温調整
- 夏の夜は、換気扇を使い室内の暑気を追い出し、冬場は、換気により暖かい空気と冷たい空気が混ざり室内温度が均一になります。
- Q:換気が必要とされる部屋は?
- A:
- ●浴室・トイレ・洗面所など水蒸気の発生する場所。
- ●喫煙者のいる部屋。
- ●食品貯蔵場所・ゴミなどの場所。
- ●クローゼットやウォークイン。
- ●寝室・子供部屋・居間。
- ●ボイラーなどがある部屋。
- Q:局所換気と全般換気?
- A:局所換気とは、汚染された部分を局所的に換気する方法でキッチンなどの上についているフード付きの換気扇のように汚染源の近くの上に設置します。全般換気は、喫煙者などが動き回る場合など考慮し室内から室外に汚染源を排出する換気を言います。
- Q:空気清浄機でホルムアルデヒドに対し効果があるとかいてありますがどうですか?
- A:効果のある機種もあるそうです。M精工の空気清浄機は特殊化学処理をした活性炭を使用したフィルターでホルムアルデヒドを吸着させ化学反応をさせ別の化合物として吸着剤に保持されるそうです。
その他に、M電気のプラズマ放電・分解除去を使用したものや、T社の脱臭フィルター濾過を使用したものには、除去性能の表示内容が記載されています。
- Q:暖房器具はどのような物が良いですか?
- A:一般的に普及されているファンヒーターは、室内の空気を取り入れ室内に排気します。これを開放型燃焼器具と呼ばれます。これは室内にホルムアルデヒド等の物質をまいてしまうので避けたほうが良いです。この他に密閉式燃焼器具と呼ばれている外気を取り入れ、廃棄を
外に捨てる物をお勧めします。その他にも、電気カーペットや蓄熱式電気暖房機も良いとされています。新築の場合は、コストが高くつきますが、セントラル暖房や床暖房など室内汚染となる可能性のないものが良いのではないのでしょうか?
- Q:新築の防腐防蟻処理について教えてください
- A:一般的に土台などは、防腐防蟻処理を施すため薬剤処理が使われた木材を使用しています。ホルムアルデヒドやVOCを考える場合は、土台に、クリの木・シイ・ヒバ・ヒノキ・ベイヒバなどが、あげられますがかなり高いですよね。その他には床下全面を鉄筋コンクリートで覆った
ベタ基礎をつかうと良いのではないでしょうか?
- Q:断熱材についてはどうなのですか?
- A:グラスウール・ロックウールは発ガン性が指摘されているそうです。しかし室内汚染に関しては、ほとんどの断熱材は問題ないとされています。たとえば接着剤を使用していれば多少はでます。ポリウレタン系断熱材・ポリスチレン系断熱材・などVOCが発散されますが放散量は少しです。
問題になるのは、火災時のときだと思います。
- Q:フローリングについてはどうなのですか?
- A:フローリングといってもいろいろ有りますが断面の構成によりホルムアルデヒドの放散量は大きく違うそうです。一般的に無垢のフローリングが最高で、次に、天然木突板貼り(厚さ1mm程度の天然木を表面に張ったもの)などがあります。無垢のフローリングは爪を立てても傷がついていまいますし、
天然木突板貼りは傷がつくとめくれて寿命が短いです。どちらも下地合板が、F1でもホルムアルデヒド量はあります。その他にもコルクタイルがありますが製造方法によっては、コルク粒を接着剤で固めたものですし表面に塗料してあるのが多いですのでホルムアルデヒドやVOCの放散量は多いとのことです。
- Q:壁面に対する注意事項は?
- A:一般的にいままでは石膏ボードにビニールクロスを接着剤で貼り付けられていました、その接着剤がホルムアルデヒドの問題となっていましたが、現在ではノンホルム接着剤に変わりホルムアルデヒドの量は少なくなりましたが、アセトアルデヒド類や他のVOC成分が検出されたとのことです。
ビニールクロスは、溶剤・可塑剤・防腐防カビ剤・難燃剤・樹脂モノマーなどに起因するVOCが発生しています。クロスにこだわるのであれば、手漉き和紙・紙壁紙・織物壁紙を採用することをお勧めします。しかし、・防腐防カビ剤・難燃剤が使われているものが多いのでVOC発生があることは認識してください。また、
水性塗料にも化学物質は含まれていますが微量ですので乾燥させれば放散はないそうです。
- Q:空気汚染対策としての有効な仕上げ剤は?
- A:
| 種類 |
材料 |
注意事項 |
| 内装仕上板材 |
無垢木材 |
|
| コルクタイル |
製造法により発生源となる可能性有り |
| 内装セラミックスタイル |
|
| 天然岩石系壁装飾材 |
|
| 壁紙 |
和紙壁紙 |
防カビ剤・難燃剤・防汚・撥水処理剤を有するものあり |
| オーガニックコットン壁紙 |
同上 |
| ケナフ壁紙 |
同上 |
| 月桃紙壁紙 |
同上 |
| 織物壁紙 |
同上 |
| 内装仕上塗料 |
天然系塗料 |
|
| 柿渋 |
|
| 漆 |
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| 水性塗料 |
科学物質を含有しているが養生を十分したあと入居すれば問題ないと考えられる |
| 左官材料 |
漆喰 |
合成樹脂系添加剤・防カビ剤を含有するものあり |
| 珪藻土 |
合成樹脂系添加剤を含有するものあり |
| じゅらく |
合成樹脂・防カビ剤を含有するものあり |
| 消石灰クリーム |
|
- Q:建具対する注意事項は?
- A:ドア・クローゼット・キッチン扉・化粧版・ベニヤ合板などから放出されるホルムアルデヒド・VOCに対する対策は考えなくてはなりません。
床フローリングの場合は他のどこよりも放散量が多いのですが、ドア等の建具(放散量は少ない)でもVOCの場合ドアの放散量(トルエン・キシレン等)は大きいです。クローゼットの
表面積は大きくクローゼットのない部屋でもVOCは、天井の2倍ありますので、クローゼットがあると壁と同じくらいのVOCが放出されます。ドア等の建具もVOCがありますので無垢材のものをお勧めします。
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