◆畳表になるイグサは熊本、福岡、佐賀、広島など全国15の地方で栽培されています。
また、地域によりその特性や特色のある畳表に織られています。
イグサ生産量では、熊本がほとんどでその次に佐賀、広島と続きます。
熊本の年間生産量は、2050万枚の生産量で全国の82%も占め、続いて広島8.1%、福岡が7,6%、
岡山が1,0%となっているようです。
畳表で有名なブランド品は広島の備後表としての伝統的な土壌に育まれた人気にその背景があり
、原料の多くは熊本や高知など各産地からの製品が使われ、より良いものを生産するため技術面での
交流が盛んなことでも有名です。現在、みなさんも良く聞く中国表が中国から日本に相当量輸入されており
、最近では、一般家庭に使われています。
◆畳表は、JAS(日本農林企画)により規格さ定められています。産地により企画があり、
製品には検査印の他にも商標などが付けられています。
特等から3等まで畳表に捺印を加えている産地が多く、選ぶときの目安となります。畳表の善し悪しは
イグサの粒がそろっていることや、色合いや厚み、光沢などが大きなポイントとなります。
実際、畳屋さんに行って見比べれば良い物からあまり良くないものまではっきり判ります。
◆畳表には、製織りの際、糸の違いによって麻糸経と綿糸経の2種類があります。麻糸経は、特等から
2等品、綿糸経は1等から3等品までのグレードと別れています。
熊本では、最上級品にマニラ麻糸が使われ、上質なほどイグサの本数が多く使われています。実際に触ってみると、
麻糸で織られた表は厚みがあり長持ちします。
◆畳表はイグサを原料に経糸に麻糸や綿糸が使われ織られています。
1枚の畳表を織るのにイグサは約4000本から7000本も使われています。これはもちろん、本数の多い方が
良い畳表となります。イグサは茎に病気や変色のなく根元から穂先まで充実した物を選び太さや色合いが
揃っている物が選ばれ使われますので仕上がった畳表は滑らかな感じに仕上がります。
熊本産のイグサは通常、最上級品のイグサの長さは135cm以上の長さで上級品が120cm以上、中級品が
110cm以上、下級品が97cm以上となっています。
◆広島では、最高級品は、140cm以上、上級品が130cm以上、中級品が125cm以上のイグサ(4000〜5000本)
を使い高級マニラ麻で織り込んでいます。